知育絵本 「へんてこなのはどっち?」

知育絵本「へんてこなのはどっち?」(ナルヒラ)

読んで賢くなる絵本を描きました。

親子で一緒に「へんてこなのはどっち?」と言いながら読もう!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

 左では雪だるまが上手に積み重ねられているけど、

右では雪だるまが逆さまに積み重ねられているね。


物理法則を無視した立ち方をしているのもおかしいよ。

 


だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左が飛び込んでいるのは水がたまっているプールだけど、

右が飛び込んでいるのはヘドロがたまっているプールだね。

 

病原菌がいっぱいいるヘドロに楽しそうに飛び込んだりはしないよね。

 


だから、へんてこなのは右!

 


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左では青々とした笹を食べているけど、

右ではコアラを食べているね。

 

パンダはコアラを食べないよ。

 


だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左ではいつものようにエビを揚げているけど、

右では全裸でエビを揚げているね。

 

全裸で揚げものをするのは一般的ではないし、

皮膚に油が飛び散るとダメージがでかいからやめよう。

 


だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左はおやつにショートケーキを食べようとしているけど、

右はおやつに15cmくらいのダンゴムシを食べようとしているね。

 

そもそも、おやつとか15cmくらいとかは関係なく

ダンゴムシを食べようとするのは普通じゃないよ。
 

 

 

だから、へんてこなのは右!

 


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左ではおいしそうなキノコを採ってきたみたいだけど、

右では原色の毒キノコを採ってきたみたいだね。

 

合成着色料のように鮮やかな色をしたキノコはさすがに変だ。

 


だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

左ではおみくじで大吉を引いて喜んでいるけど、

右ではおみくじで国賊を引いて喜んでいるね。

 

大吉、吉、中吉、小吉、末吉、凶、大凶の中に

何食わぬ顔で国賊が入ってたら絶対に違和感があるはずだよ。

 

 

だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

 

 

 

左ではぐっすりと眠るために羊を数えているけど、

右ではぐっすりと眠るために胃ちゃんを数えているね。

 

ぐっすりと眠りたい時に胃ちゃんのようなしばらく凝視していると

なにかしらの病気にかかりそうな生き物を数えるのは得策ではないよ。

 

 

だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…

そう、右のイラストだ!

 

 

 

左ではおいしそうなお魚を釣れているけど、

右ではなんかびろびろした茶色いやつが釣れているね。

 

このびろびろした茶色いやつはどこに釣り針が引っ掛かったのだろうね。

 


だから、へんてこなのは右!


へんてこなのは…


そう、どちらもへんてこではないんだ。

左のように子供らしくて元気いっぱいの絵を描くことは素晴らしいことだし、

 

 

右のように他の人が理解できないような絵を描くことだって素晴らしいことだ。

 

 

 

 

もしかしたら、この絵本を読んでいる君たちの中には

 

 

一般的な感性では理解できない右の絵を

 

 

「へんてこ」だと判断する人がいるかもしれないね。

 

 

 

 

でも、考えてみてほしい。

 

 

その判断は「一般的にはこのような絵を描くことは変だ」

 

 

というマジョリティの意見に流されてはいないかな。

 

 

 

 

もちろん、時にはその意見が正しいことだってあるよ。

 

 

しかし、必ずしもマジョリティが正しいとは限らないんだ。

 

 

そもそも、真の多数派など存在しないのに、ある限定された地域での、

 

 

あるいは限定された価値観の中でのマジョリティというだけで

 

 

危機に陥った多数派は少数派を攻撃することがある。

 

 

それによって未来のある若い才能が世間からはじき出されてしまうことは

 

 

とてももったいないことだよね。

 

 

 

 

マイノリティに見られる他者とのちょっとした違い(例えば言動や信条、表現など)

 

 

によって、排他的な態度をとることに私は賛成はできないな。

 

 

それは私がヒューマニストだからというよりは、

 

 

そういったことが合理的ではないというコンセンサスを作っておかないと、

 

 

いつ私が排他的な態度をとられることになると分からないからなんだ。

 

 

 

 

私たちは、状況が変化すれば

 


いつでもマイノリティにカテゴライズされてしまう可能性の中に生きているんだ。

 

 

だから、常に想像力を巡らせ、

 

 

マイノリティの人たちのことを考慮しなくてはならないんだよ。

 

 

 

 

繰り返すがそれはヒューマニズムではなく、

 

 

私自身や君たちを救うための合理性なのだということをおぼえておいてほしい。

 

 

 


「マイノリティ」というのは、言い換えれば「よく分からない人間」のことであり、

 

 

それを「考慮する」というのは「共感する」でも「理解する」でもなく、

 


「よく分からない」けれど、「私はあなたの権利を守る」ということなんだよ。

 


逆説的に聞こえるかもしれないけれど、

 

 

私たちが共同的に生きることができる人間というのは、

 


私のことをすみずみまで理解し共感してくれる人間ではなく、

 


私のことを理解もできないし、私の言動にも共感できないけれど、

 


それでも「私はあなたの味方だよ」と言ってくれる人と定義することができるね。

 

 

そういった人たちがいるということはとても素晴らしいことだ。

 

 

もちろん、いなくたって構わない。

 

 

孤独を恐れてはいけない。

 

 

マジョリティから批判されたっていいじゃないか。

 

 

自分の信じた道を貫く強い意志、

 

 

それを持ってさえいれば君たちの人生はもっともっと光り輝くはずさ。

 

 

 

 

 

(文・絵、ナルヒラ

 

 

ナルヒラ

 

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