東京ひとりぼっち率調べ inクリスマスイブ

東京ひとりぼっち率調べ inクリスマスイブ (マツバラ)

 

ひとりぼっち率調べ、再び。


 

 

気がつけば12月も下旬。年の瀬が近づいてきました。

冬休みに浮かれる学生の方も、冬休みという概念を会社側に捨てられた社会人の方も、

祝日だった昨日1224日は羽を伸ばせたはず。

 

いかがでしたでしょうか、クリスマスイブ。

 

私は何の予定もありませんでした。

予定を埋めようにも、一緒に予定を埋めてくれる友人がいなかったのです。

 


 

おわかりいただけるだろうか。

 

 

完全に8月のデジャヴです。

 

 

 

完全孤独ぼっちの我が身を嘆き一人寂しく遊園地や海など行楽地を訪れては

同類を探し求めてカウントしまくったあの夏から4か月。

 

 

私は未だに一人も友達を作ることができず、不本意ながらぼっちを貫いていたのです。

 

 

夏から変わったことといえば無事教習所を卒業して運転免許を取ったことくらい。

肝心の交友関係に関しては未だエンジンがかからないまま。

 


私は考えました。

もうこうなったら開き直るしかない。

 

考えても見てください。今まで約20年間の人生で人見知りしかしてこなかった人間がたったの4か月で友達を作ろうなどとは無理もいいところです。

 

 

しかしそれは私だけにあてはまることではありません。

 

 

すなわち、夏のひとりぼっち率調べの際に私にカウントされたぼっちの勇者達が、

クリスマスイブもどこかで一人果敢に行動しているかもしれない。

 

 

だったら数えてみようではありませんか。

 

 

 

徹底的に8月の悲劇を繰り返してみようではありませんか。

●計測方法

 

用意するもの:数取器(カウンター) 2つ

 

   右手のカウンターで総人数をカウント

   左手のカウンターで①のうち一人で行動している人のみをカウント

   ②÷①×100をしてぼっち率を算出

●計測開始

いくら前回と同じことをするとはいえ場所まで全く同じでは

このクソ寒い中江ノ島の海までいかなければならないことになります。

 

ですので今回は、季節にも合わせいくつか前回とは違う

スポットへも向かってみようと思います。

 

とはいえ、まず手始めに前回との比較も兼ねておなじみのこの場所。

スポットその① 渋谷ヒカリエ

 

今年4月の開業から8か月近くが経ち、すでに渋谷のランドマークタワーとしての地位を築き始めているヒカリエ。

どうやら2012年度のグッドデザイン賞も受賞しているようです。

ただの建築物でさえ8か月で受賞履歴を獲得するというのに

私ときたら上京から約2年で友達の一人も獲得できていない。

人間が建築物に敗北した瞬間です。

 

建物自体は34階建てですが、前回同様、一般の人が買い物を楽しめるB35Fまでを一通り巡り、 人数をカウントしていきます。

 

訪れたのは午前中でしたが、客層は前回と同じく若い女性が中心の様子です。

しかしひとりぼっちで来ている人をけっこう見かけます。

 

もしかすると、午後からのデート前に恋人へのプレゼントを買っておこう

という人が多くいるのかもしれません。

 

強いて言うなれば前回多かった「女子二人連れ」が

「女子彼氏連れ」にレベルアップしている気もしますが、

おそらく私の心が歪んでそう見えただけでしょう。

 

ともあれ後の予定も詰まっているので足早に全フロアを一周。

およそ40分後、カウント終了。

 

 

その結果は…

 

総カウント人数570人、そのうち、ぼっちの数が122人でぼっち率21.40でした。

つまり、5人に1人以上がぼっち客だったという計算になります。

 

ちなみに前回のヒカリエでの計測結果は19.11%

 

あれ…増えてる…

 

クリスマスイブだというのに夏休みの何でもない日よりもぼっちの数が増えるとは

予想外でしたが、ヒカリエ恐るべしといったところでしょうか。

 

 

次へ行きましょう。

 

 

以下同様に、写真右が総人数、左がぼっち数です)

スポットその② 新宿バルト9

 

こちらもヒカリエ同様夏のひとりぼっち率調べで訪れた場所です。


私の入場が開演ギリギリで劇場に入ってくる人の数を数えることができなかったため

上映終了後劇場から人が出てくるタイミングでぼっちをカウントします。

 


ちなみに今回見た映画は今話題沸騰の「レ・ミゼラブル」。

映画の内容に関しては本題から逸れるのでここでは省略します。

というよりも日頃の不摂生が響き劇中はほとんど寝ていたため

内容を紹介しようにもできないのです。


まさにああ無情。映画好きの人にお前は何をしに映画館に来たのだと

言われかねない状態でしたが、私はぼっちをカウントするために映画館に来たので

問題ありません。


 

ヒカリエに比べ若いカップルからおじいさん1人まで

老若男女多種多様な層の人たちがいた気がします。

 

皆それぞれ帰路につきながら作品のあれが良かっただのどこがおもしろかっただの

語り合っていました。

自分も見たはずなのにエンドロール直前まで夢の世界へ旅立っていた私には

知らない映画のネタバレをされている気分です。


 

総カウント人数252人、そのうちぼっちの数が20人でぼっち率7.93%でした。

 

前回のぼっち率調査でのバルト9のぼっち率が23.68%であったのに比べると

随分とひとりぼっち率が下がっています。

クリスマスイブという季節とカップルの雰囲気に気圧されたぼっち戦士たちがTSUTAYAレンタルで妥協したのでしょう。


スポットその③ 東京スカイツリー

 

夏の東京タワーからパワーアップして今回はもはや墨田区の顔となった

スカイツリーです。


 

展望室があるのは地上350m地点と450m地点の2箇所。

以前述べたように私は高所恐怖症です。
東京タワーの時は高さにビビって高いほうの展望台には登れませんでしたが、

今回は恐怖を押し殺しすべての展望フロアをまわって人数をカウントします。


 

何だこの人の多さは。

 

完全にスカイツリーを甘く見ていました。

クリスマスイブとはいえ開業から半年以上経てば

そこまでの混雑じゃないだろうと高を括っていました。

そこまでの混雑でした。

見渡す限りカップルと家族連れの群れ。

気分的には多方面からリア充どもに囲まれて四面楚歌どころか三十二面楚歌です。

 


長い時間当日券販売の列に並んだのち、ついに地上350m地点の天望デッキへ。


 

地上150mも地上350mも高いもんは高いので私にしてみれば大差ありません。

なるべく外を見ないようにしつつ素早く各フロアの人数をカウントしていきます。

 

しかし数えている間にも次々とエレベータに乗って下から人がやってきて、

キリがありません。

普段は同じ人を重複カウントしていないか、数え漏れはないかなど

少しは気を付けながらカウントしていきますが、

今回は全てを「仕方ない」という開き直り言い訳に押し込み、

目に見えた人をとりあえずすべてカウントしていきます。

 

 

その結果、


 

 

総カウント人数665人、うちぼっちの数17人で、ぼっち率は2.55%でした。

やはり東京タワーの4.05%よりは格段に低い結果となりました。

 

後ろは展望台の最高地点を示すイラストでしたが残念ながらピンボケしました。

が、そんなことはどうでもいいです。

さっさと地上へ降りてさっさと次のスポットへ行きましょう。

スポットその④ 東京ミッドタウン

 

さていよいよ後半戦。日も落ちてまいりました。

 

次のスポットは今年のクリスマスイルミネーションランキング1位ともいわれる

ミッドタウン・クリスマス 2012。

カップルが来ずして何が来るというのでしょう。


果たしてここには何人のぼっち戦士がいるのでしょうか。


 

しかしまあここもスカイツリーに勝るとも劣らぬ人の多さです。


地下鉄の六本木駅を出るところから既に出口を指定され、

あとは長蛇の列に身を任せてイルミネーションを今か今かと待つのみ。

最後尾からイルミネーションまで90分待ちです」などと

あたかも遊園地のアトラクションのようなことを言うスタッフに、

「楽しみだねー」と談笑するカップル、子供がはしゃぐ家族連れ、

一人寒さに凍えながら歯とカウンターをカチカチ鳴らす私

 

 

 

大名行列よろしく並ばされた挙句人だかりで

イルミネーションは見えないという始末。

なんとか腕を高く伸ばしてカメラで撮れた写真が上のものです。

目の前に美しいイルミネーションがありながら

己の眼に焼き付けられない歯がゆさ。

 

いや、私の本来の使命は今この電飾の集合体に夢中になっている人々を

カウントすること、ただそれだけだ


と自分に言い聞かせて無心でカウントを続けます。


 

結果、総カウント人数592人、ぼっちの数が13人、ぼっち率は2.19%でした。

わざわざ90分並んでこのひとりぼっちの少なさったら。

 

しかしそれでも50人に1人が私と同じように

一人で90分列に並び、一人寒さに耐え、一人この電飾を眺めたのかと思うと

何か胸にこみ上げてくるものがあります。

 

おお、同士よ。今こそ君を称えたい。

 

しかし私は向かわねばならぬのだ。

 

 


 

 

 

 

そう、最後の戦場、舞浜の地へと―――――

 

 

 

 

 

 

 

 


スポットその⑤ 東京ディズニーシー

 

 

前回もやってきた夢の国舞浜。

とはいえ全く同じでも面白みがないので、

今回はディズニーシーの方に行きカウントをしました。

 

聞くところによるとランドよりシーの方が大人な雰囲気でカップルが多いとか。

そんなものは知らん。

私がさがすのはただひとりぼっちのみです。


 

カウントをするのは前回と同じく1時間に限定。


さっそくカウントを、と思った矢先なにかイベントが始まり

人込みにがっちりホールドされ身動きできなくなりました。

左も右もカップルだらけ。

前を向けばミッ●―と●ニーが何やら愛を語り合っている。

 

もう帰りたい・・・・・・・・・


 

15分ロスしてしまいましたが、

気合を入れ直してひとりぼっちをさがします。

 

さあいざ会わん、ぼっち戦士たちよ。

 

 

 

 


 

 

 

 

あれ・・・・・・・・・・・

 

 

 

 


 

 

 

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

 

 

 

 


 

 

いない。

 


一人でベンチに腰かけている人をぼっちとみなしてカウントした矢先、

待ち人らしき人がしてカウントし直しの繰り返し。


園内をすべて練り歩いて探しても、どこにも真の一人ぼっちがいないのです。

 


 

結局ショーで奪われた15分を差し引いてた45分間で

総カウント人数1235人、ぼっちの数4人、ぼっち率は0.32%でした。

前回も含めてのべ11箇所でのひとりぼっち率調査史上初、1%を切りました


この4人のお一人様が本当にお一人様なのか、

はたまたただの人待ちであったのかは謎ですが、

とりあえず一人ということでカウントしておきます。

 

そうでないと一人で園内を練り歩いた揚句

一人でボートのアトラクションに乗った私の身がいたたまれません。

 


●まとめ


今回計測したぼっち率をグラフにまとめると以下のようになります。


 

無駄にひと手間かけてグラフもにしてみました。


一番ぼっち率の高かったヒカリエと一番低かったディズニーシーの差は歴然。

ディズニーシーにいたっては低すぎて

グラフの棒がめり込んでいるようにも見えます。

またヒカリエを例外としてほぼ全体的に8月の調査よりも

ひとりぼっち率が低下しているのがわかります。

やはりクリスマスイブに一人で出かける人はそうそういないということなのでしょう。

 

 

 

そもそも、私はひとりぼっちをカウントして何がしたかったのか。

別にひとりぼっちを笑いたかったわけでも、

リア充爆発しろなどというようなことが言いたかったわけでもありません。

8月にも似たようなことを述べたかもしれませんが、

何人で過ごそうと楽しく過ごせればなんだっていいのです。

 

確かに今世の中では「クリスマスは恋人と過ごせたもん勝ち」みたいな

空気が蔓延っていますが、では

「クリスマスを一人で過ごすのは虚しいことだからと焦って恋人を作り一緒に過ごした」というのと、

「ディズニーキャラクターが大好きだからクリスマスの特別イベントに一人で参加した」

というのを比べるとどうでしょうか。

後者の方が素敵なクリスマスを過ごしたと言えるのではないでしょうか。

 

私はそういう人たちに出逢いたかったのです。

 

世間体、他人のまなざし、心ない人の嘲笑。

そういった一切を気にも留めることなく、

家を出かける際に一瞬の逡巡も無く、

クリスマスイブに自らの人生を楽しんでいる人に。

そしてその人はいたのです。

ひとりぼっちにとっては地獄的ロケーションともいえるイブのディズニーシーにでさえ、

僅少であったとはいえ、ひとりぼっちはいたのです。

 


だから私はここに勝利を宣言したい。

ひとりぼっちは存在していたのだ。私の願いは叶えられたのだ。

 

 


最後に、ディズニーシーのスペシャルイベント「クリスマス・ウィッシュ」内のミッキーとミニーのセリフを引用して、この記事を締めくくらせていただきたい。

 

 


 

「ねえミッキー、どんな願い事をしたの?」

 


「きっとミニーの願い事と一緒だよ。

 

 

大切な人と過ごす、素敵なクリスマスになりますように」

 

 

 


 

Merry Christmas

 


 

 

マツバラ

 

君とひとりぼっち


サイトお引越しいたしました!

モッケイエンタテイメントは、サイトを移転しました!

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これからは新しくなったモッケイエンタテイメントをお楽しみください。 

 

 

 

 

 

 

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